iPhone 6sがドコモウィズの対象機種に追加されることが発表されました。以前より「ドコモウィズにiPhoneが追加されればいいな~」と感じていたかたも多いはず。まさに現実のものとなりました。販売開始は2018年9月1日(土曜)、ドコモオンラインショップでは同日の10時から取り扱いが開始されます。販売価格はMNP、新規、機種変ともに一括価格で39,600円となっています。
ドコモウィズとは?
docomo withとは、ドコモの指定した対象機種を購入し、指定のプランに加入すると通信料金を月に1500円ずっと割引になるドコモの料金プランです。
もっと詳しく知りたい方は過去記事を参照してみてください。
ドコモウィズとは?(docomo with) 賢くスマホ料金を安くする方法
docomo withのメリットは月額1500円の割引をずっと受けられるというところです。ただし指定された端末を購入しなければいけないので、自分が使いたい端末が対象端末にない場合もあるので、これまで加入を見送ってきたという方も多いはず。
今回iPhone 6sの32GBが対象端末に追加されたことで、ドコモウィズをのプランを選択する方も多くなるのではと思います。
iPhone 6s ドコモウィズを適用した場合の料金は?
iPhone 6sでdocomo withを適用した場合の月々の利用料金イメージです。
代表回線の最安料金は5380円から、子回線は280円からと、iPhoneをこの料金で使えるのはかなりの破格とも言えるでしょう。
iPhone 6sがドコモウィズに追加されたことのメリットは?
iPhone 6sがdocomo withの対象端末になったことのメリットを考えてみました。
1.やはりiPhoneが良い!
docomo withの対象端末は価格はそこそこ、機能もそこそこ、ミドルスペックと言われるスマホがほとんど。あまりスマホに詳しくない方でも使いやすく、普段使いにはちょうど良いものばかりでした。
iPhoneが対象端末となることで、高機能のものが使えるようになったということ。そして、iPhoneが良いというユーザーも多いのが現実。iPhoneは直感的に使いやすく、わからないことがあっても周りに所有している方が多いため、問題が起きても解決しやい端末だど思います。
2.ガラケーからの機種変はメリット大
現在ドコモのFOMAやガラケーをお使いの方で、スマホに機種変更したいと考えている方はまだまだ多いと思います。とはいえ、機種代金もそれほど安くはない、利用料金も6000円以上はかかると考えた時に、ガラケーで充分と感じている方も多いはず。
iPhoneをとにかく安く、ドコモで使いたいけれど高すぎるよと感じている方にとっては、このニュースは朗報です。iPhoneはスマホ初心者の方でも使いやすい端末です。初めてスマホを使う方にとっては最適のものと言っても過言でありません。
ドコモウィズのiPhone追加のニュースは、ガラケーからスマホに変えたいと考えている方の後押しになるきっかけと言えるかもしれません。
3.ずっと1500円割引はやはり大きい
ドコモウィズの最大のメリットは、対象機種を利用している期間はずっと1500円割引されるということです。通常はスマホを購入した場合の機種代金の割引サービスは最大24か月しか適用されませんでしたが、docomo withは対象機種を使い続ける限り割引をずっとうけられます。
家族全員でドコモウィズを契約し、子回線を使う場合は月額280円でiPhoneを使うことができるということになります。これ、格安スマホではぜったいにできない価格設定です。しかもiPhone!これはかなり衝撃ですよね。
月額280円でドコモの良質な回線、さまざまな独自のサービスをうけられる(優待クーポン等)のはかなりのメリットがあると言えるでしょう。
なぜiPhone 6sなの??今頃なのか!と感じる人も
iPhone 6sがドコモウィズに追加されるというニュースを聞いた時に、このように思った人も多いはず。「iPhone 6sがドコモウィズに??iPhone 8じゃないの??」と。
iPhone 6sは発売されておよそ2年。今年の9月には新型iPhoneも発表されると言われていて、約3世代前のiPhoneを発売しても買わないよという方もいると思います。ドコモの在庫処分セールなの?と感じる方もいるかもしれません。せめてiPhone 7にしてほしかったと感じているユーザーも多いと思います。
ドコモウィズで対象となっている機種のほとんどは、ミドルスペックと言われるものです。機能や価格が中程度、日常使いなら全く問題のない機種であり、高機能高価格のものはありませんでした。
iPhone 6sは発売されてからしばらく経過していますが、まだまだ現役として使えるスマホと言えます。OSアップデートの対象ともなっていて、新OSが発表された場合はすぐにアップデートが可能でしょう。
内部のCPUや指紋認証などの機能面では、現状のiPhone 8と比較すると見劣りしますが、6sでも十分だと思っている人は多いです。現にワイモバイル等で取り扱いされているiPhone SEは購入価格も安く、グローバルで人気のある機種ですから。
iPhone 6s 中古端末の相場が下落する可能性も
iPhone 6sがドコモウィズに追加されると、中古の相場も下落する可能性があります。ドコモの一括価格は39,800円。中古ではなく新品価格でこの値段です。現在iPhone 6sの中古での相場は25000円ほど。ドコモウィズでiPhoneが追加されると、より販売数が増えるために中古相場やオークション相場も下落すると予想されています。
月額1500円の割引をうけられることを考えると、ドコモの一括39800円で購入したほうが、かなりお得とも言えます。今から6sを中古市場で購入しようと考えている方は、iPhoneの取り扱いがスターとしてから少し様子をみるのもいいのかもしれません。
格安スマホ業界はどうするのか?
今回のiPhone 6sがドコモウィズに追加されることは、格安スマホ業界にとってかなり脅威となるでしょう。iPhoneを家族3人でドコモウィズで使った場合の平均月額料金は約1980円。この価格は格安スマホとほぼ同じぐらいの料金です。
同じぐらいの料金であれば、回線品質も良く、キャリアメールも使える、しかもdポイントやクーポンなどの特典、ドコモショップなどのサービスを使えるともなれば、ドコモでiPhoneを使ったほうがコスパは良いということになります。
おそらく格安スマホ各社は、ドコモウィズに対抗するプランをこれから打ち出してくることでしょう。現状の格安スマホのプランよりも料金引き下げを行ってくると思います。
ドコモウィズで初の高機能スマホが使えることの喜び
iPhone 6sがドコモウィズに追加されたことにより、格安でiPhoneが使える選択肢が増えましたね。本音を言うと、現機種のiPhone 8をドコモウィズで割引で使いたいと思う方も多いと思います。新型iPhoneがドコモウィズに追加したら・・・と願っている方も多いはず。
とはいえ、やはり安く高機能のスマホを使えるということはとてもいいと思います。まして人気のiPhoneをというところです。ドコモをお使いの方で、家族全員でiPhoneをとにかく安く使いたいという方、おすすめのプランですね。